———— chapter 01 魂の原点。一生を支える「ありがとう」の重み 私のキャリアの原点には、人との出会いと「ありがとう」の言葉がありました。この経験が、今の私の経営哲学の背骨となっています。 「人生に寄り添う」という仕事の本質 私のキャリアは、叔父が経営する車椅子メーカー「三協車椅子製作所」から始まりました。熊本中を回り、障がいを持つ方やご高齢の方、そのご家族と向き合う日々。そこで学んだのは、単に便利な道具を届けることではなく、その方の「人生の質」を共に考えることでした。 初めていただいた、心のこもった「ありがとう」という言葉。仕事とは、誰かを幸せにするためにある。この原体験が、今の私の経営哲学の背骨となっています。 テクニックが通用しない「人間力」の世界 その後、熊本最大級の地場警備会社にて1,000社近いお客様を担当しました。数字がすべてを左右する厳しい営業の世界。私は徹底的にテクニックと提案力を磨きました。しかし、最後に行き着いた答えは意外なものでした。「お客様は、商品ではなく『人』で選んでいる」知識や理論を超え、最後に信頼を勝ち取るのは、その人の生き方そのもの、つまり「人間力」である。この気づきが、現在のデザイングロウが大切にする営業スタイルの礎となりました。 第2章:人生を変えた一言 戻る