———— chapter 02 覚悟の瞬間。教え子の一言が、私の虚飾を剥ぎ取った。 教育業界へ転身し、夢を語る立場にいた42歳の時。ある生徒からの鋭い一言が、私の人生を大きく変えました。その一言が、私に「本当の覚悟」を思い出させてくれたのです。 「塾長の夢は何ですか?」 子どもたちに「夢を持て」「人生は自分で切り開ける」と説いていた私。しかし、その質問に、言葉を詰まらせてしまいました。夢を語りながら、自分自身は「今」を無難に生きることに甘んじていたのです。その矛盾を、一人の子どもに見透かされました。 「人の夢を応援するなら、私自身が誰よりも熱く夢を生きなければならない」その日、私は決意しました。 幼い頃からの想いを形にするために。42歳での起業という大きな挑戦は、一人の生徒がくれた、人生最高のプレゼントでした。 第3章:熊本地震と転機 戻る