———— chapter 03

熊本地震と

転機のはじまり。

莫大な被害の中で気づいた

「人のために生きる」という使命。

2016年4月、熊本地震が発生。

私たちの街も大きな揺れとともに、日常が一変しました。

目の前で崩れていく建物、途絶える電気や情報、

先の見えない不安の中で、私は一つのことを強く感じました。

「こんな時だからこそ、希望の光を届けたい」

創業からわずか8カ月後、熊本地震が私たちを襲いました。

営業は止まり、資金は底を突き、

社員の生活を守らなければならない重圧。

暗闇の中で「会社を畳むべきか」と自問自答する日々。

しかし、私は立ち止まりませんでした。

「ピンチは、新しい輝きを見つけるためのチャンスだ」

東京へ何度も足を運び、ようやく辿り着いたのがLEDビジョンでした。

それまでの「省エネ(守り)」のコンサルティングから、

光で魅力を「表現する(攻め)」事業への転換。

お金がないなら、自らサンプルを組み上げる。

展示場がないなら、街のど真ん中に自力で設置する。

「待っていても未来は変わらない。

自ら動いた者だけが、闇を照らす光を掴める」

この時、自分の足で街に明かりを灯した経験が、

「Design Glow」という社名に血を通わせたのです。